ガイド 画像生成
業務で画像生成AIを使うときの注意点
商用利用の可否と社内ルールの整え方を、ツールの仕様差から確認します。
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この記事の要点
- 利用範囲は各サービスの規約で確認し、社内ルールとして明文化する
- チームで使うなら日本語対応の有無が定着率を左右する
- 資料作成が目的なら、生成機能単体ではなく制作環境ごと選ぶ
まず利用範囲を確認する
生成した画像をどこまで使えるかは、契約しているプランの規約で定められています。社外向けの制作物に使う場合は、必ず利用中のプランの内容を確認してください。
確認した内容は担当者の記憶に留めず、社内ルールとして文書化しておくと、後から使い回される際の判断が揃います。
誰が使うかで選ぶツールが変わる
担当者を固定して作り込むのか、チーム全員が日常的に使うのかで、選ぶべきツールは変わります。
Midjourneyは日本語インターフェースが提供されていません。担当者が固定なら問題になりませんが、全員で使う前提では定着しにくくなります。日本語で使いたい場合は、Adobe FireflyかCanvaが対象です。
- 制作担当が固定・品質優先 → Midjourney
- チーム全員・日本語必須 → Adobe Firefly
- 資料やSNS投稿に直接配置 → Canva
制作の流れに入るかを見る
画像を生成したあと、スライドやSNS投稿に配置する作業が残ります。Canvaのようにデザイン編集と生成が同じ画面にある場合、この工程が発生しません。
生成品質そのものより、制作の往復が減るかどうかが業務では効いてきます。
画像生成AIは、規約の確認と使う人数の2点を先に固めれば、導入の判断は難しくありません。
この記事で取り上げたツール
Adobeが提供する画像生成サービス。無料プランと無料トライアルの両方があり、有料は月680円からと比較した画像生成AIの中で最も低い。日本語に対応し、ブラウザ・iOS・Android・Windows・Macから利用できる。個人から大企業までを想定範囲としている。
評価できる点
- 月680円からと、画像生成AIの中で最も低い価格帯
- 無料プランと無料トライアルの両方がある
- 日本語に対応し、主要OSすべてで使える
- 大企業での利用も想定されている
注意したい点
- APIによる自社システムへの組み込みは想定されていない
- 無料プラン
- 日本語対応
- API連携
デザインツールCanvaに組み込まれた画像生成機能。無料プランと無料トライアルがあり、有料は月1,500円から。日本語に対応し、ブラウザ・モバイル・デスクトップから利用できる。生成した画像をそのままスライドやSNS投稿の版面に配置できるため、制作の往復が少ない。
評価できる点
- 生成した画像をそのままデザインに配置できる
- 無料プランがあり、費用をかけずに試せる
- 日本語に対応し、主要OSとモバイルで使える
- 大企業での利用も想定されている
注意したい点
- APIによる組み込みはできない
- 画像生成そのものの細かい制御は、専用ツールほど踏み込めない
- 無料プラン
- 日本語対応
- API連携
テキストから画像を生成するサービス。無料プランはなく、月1,500円からの有料利用となる。ブラウザから利用し、個人と小規模チームを想定範囲としている。日本語インターフェースは提供されていないため、英語での指示に抵抗がないかが導入の分かれ目になる。
評価できる点
- 月1,500円からと、有料前提のサービスとしては始めやすい価格
- 画像生成に用途を絞った設計
注意したい点
- 無料プランがなく、試すには最初から課金が必要
- 日本語インターフェースが提供されていない
- 大企業での利用は想定されていない